手術中は麻酔が効いているので痛みを感じません。必要な部位に必要な麻酔量を的確に注射します。麻酔の痛みですが、強めにつねる程度の痛みがあります。麻酔にかかる時間は、片側につき10秒程度です。

殴られたほどの腫れはありませんが、まぶたを蜂に刺されたくらいの腫れが出ます。手術中に怖がっていきむと、腫れや内出血のリスクが上がります。手術中にできるだけリラックスして頂けるよう、時には時間をおいたり、話かけたりしますので、できるだけ手術を怖がらないでください。
腫れは1週間程度で消退しますが、代わってむくみがしばらく続きます。
むくみがある間は二重の幅が少し広く見えます。
術後3か月目以降は安定します。

元々眼瞼挙筋が持っている力自体が弱いと、手術を受けても改善の見込みが低くなります。簡単な診察で改善の見込みがあるかどうかの確認ができますので、受診時担当医にご相談ください。

両側で70分ほどかかります。

保冷剤があればハンカチにくるんでまぶたに当てておくと腫れが早く引きます。また、寝るときは枕を高めにして、（床からみて）心臓よりもまぶたが高くなるようにすると、翌日の腫れが少なくなります。ご心配なことがあれば、遠慮せず受診してください。

抜糸翌日（術後5日目）から可能です。

翌日より首から下のみシャワー浴はして頂けますが、浴槽に浸かる・運動・飲酒は術後1週間は控えてください。まぶたが多少濡れても問題はありません。

術後しばらくは、切開部分が少し凹み、それ以外の部位がむくみます。3か月程度で目立たなくなり、最終的には平坦で柔らかい細い白い線状の傷となります。傷跡は二重のラインと一致しますので目立つことはありません。

一般に10㎜幅まで、と言われています。二重のラインであまりたくさん皮膚を取ると、できた二重ラインの上に分厚い皮膚がのしかかる形となり、場合によっては不自然な見た目になります。不自然にならない範囲内での切除となります。