鼻へのヒアルロン酸注入。
30代、女性。
もともと低い鼻ではありませんでした。
少し鼻筋を通して、すっきりした感じにしたいとのことでしたので、
鼻根部と鼻尖部に少量ヒアルロン酸を注入しました。
この少量、というのがポイントです。
自然に、どこをいじったか分からない程度にしておくことをお勧めします。
最近は、隆鼻術には、クレヴィエル(コントア)というヒアルロン酸をよく使用します。
鼻や顎用の硬くて長持ちするヒアルロン酸です。
一昔にはなかった、このクレヴィエルで、鼻や顎を高くしたり、鼻筋をつけたりすることがしやすくなりました。
持続も1年以上と、以前のヒアルロン酸に比べるとだいぶ長持ちします。
どうしても仕上がりが気に入らない場合、
ヒアルロニダーゼという注射で、ヒアルロン酸をすぐに溶かすこともできます。
【ヒアルロン酸注入】ヒアルロン酸を注入し、凹みを目立たなくする。起こりうる合併症(リスク)と時期:術後3日後まで、針穴や刺し口に一致したぷつぷつした腫れ。術後1から2週間は内出血。元々ある左右差や望ましくない状態の残存。