鼻先形成。
40代、女性。
丸く大きめの鼻先ではありました。
鼻柱切開によるopen approachにて鼻尖形成しました。
鼻柱部を切開し、大鼻翼軟骨(鼻先のフレームとなる軟骨)を露出させます。
大鼻翼軟骨の頭側を除去し、
残した大鼻翼軟骨尾側は細工し、支柱として軟骨間に挿入した耳珠軟骨と組み合わせ、鼻尖部の輪郭を形成しています。
鼻尖部の皮下の軟部組織を取ると、皮膚の質感が悪くなるので、
自然な仕上がりを目指す場合は、軟部組織のトリミングは省きます。
鼻柱切開を伴わない closed approachでは、傷跡は鼻孔(鼻の穴)内のみで済みますが、術野が狭いこともあり、効果が限定されます。
また、鼻先を細くするために両側の鼻翼軟骨を糸でしばるという操作を加えるため、外鼻の側貌がオウムのくちばしのような形になることがあります(polly beak deformity)。
元々、鼻骨の張り出し(hump)のある、俗に言う鷲鼻でした。
polly beak 変形が起こると、魔女のような垂れ下がり感のある鼻になるため、本症例はclosed approachでの鼻尖形成術の適応外となります。
※傷跡が目立たなくなり、鼻孔の醜形もありません。