50代、女性。
乳頭が大きく垂れ下がっているだけでなく、かなり硬く、擦れて痛いのがつらいとのことでご相談を受けました。
術前の乳頭のサイズは以下の通りです。
右乳頭:長径21×短径16×高さ16(mm)
左乳頭:長径21×短径16×高さ15(mm)
※高さは、ベッドに寝た状態で、乳頭を引っ張らずにモノサシを添えて測定した値です。
見た目では分かりにくいかも知れませんが、術前はゴム様硬で、非常に硬い乳頭でした。
ご本人の仰るように、擦れて治ってを繰り返している間に皮下の瘢痕組織が増大し硬くなっていったものと思われました。
横から見ると、術前乳頭がほぼ球状であるのが分かるかと思います。
左側も概ね同様ですが、右側よりも乳頭基部のタルミがやや強めでした。
乳頭縮小術では、原則乳頭のみを縮小する治療ですが、乳輪のタルミも可能な範囲で除去しています。
しかし本手術では、乳頭から離れたところにあるモントゴメリー腺は取り除くことはできません。
モントゴメリー腺を取り除くためには別の治療が必要になります。
気になるようでしたらご相談ください。
術後、擦れて痛くなることが無くなったとのことでした。
見た目の美醜もさることながら、痛みや痒みも辛い悩みの元です。
痛みが無くなったと聞き、私としても嬉しい限りです。
術後の写真は、術後6か月後のものです。
同じ治療を受けられた他の方より少し術後の硬さが遷延していました。
傷跡が軟らかくなるのに要す時間には個人差がありますが、大体6か月程度で自然な軟らかさになります。
個人差があるとは言え、術後1年もすれば元の乳頭の軟らかさに戻っていきます。
術前の左乳頭基部のタルミが多いので、硬いボールが皮一枚で乳輪に繋がっているような印象です。
術後は垂れ下がった雰囲気が無くなっています。
【乳頭縮小術(女性)】乳頭の皮膚を切除し、乳頭の大きさを縮小する。起こりうる合併症(リスク)と時期:術後1から2週間は腫れ、内出血、血腫、二次感染。術後1から3か月は浮腫。術後3から6か月は傷の硬さ赤み、元々ある左右差や望ましくない状態の残存。
通常価格:【乳頭縮小術(女性)】¥374,000(両側/税込)(※2025.6月現在)
モニター価格:【乳頭縮小術(女性)】¥297,000(両側/税込)(※2025.6月現在)