三輪皮フ科形成外科

乳頭縮小(女性)モニター(その45)

術前。正面。
術後。正面。

 

 

 

30代、女性。

 

アトピー性皮膚炎のため、乳頭肥大に加え、乳頭乳輪に皮膚の肥厚と色素沈着、一部に色素脱失をみとめていました。

術前。右斜面。
術後。右斜面。

 

 

 

術前の乳頭のサイズは以下の通りです。

 

右乳頭:長径17×短径16×高さ15(mm)

左乳頭:長径17×短径15×高さ16(mm)

術前。右胸部。
術後。右胸部。

 

 

術前の乳頭の高さが15mm以上あるように見えるかと思います。

 

高さの計測について補足すると、記載の高さはあくまでも乳頭の高さであり、乳輪の膨隆による嵩は含んでいません。

 

本症例を含む多くの症例では、「分厚くなった乳輪」の上に、「縦に伸びた乳頭」が乗っかっているため、乳頭が非常に縦長に見えます。

術前。右側面。
術後。右側面。

 

 

パっと見て、どこからどこまでが乳輪の皮膚で、どこからどこまでが乳頭なのか分からないかとは思いますが、私が手術する時には必ずデザインに境界線を描き足します。

 

 

乳頭は確実に小さくすることができますが、残念ながら乳輪皮膚の膨隆については完全になくなることはありません。

術前。左斜面。
術後。左斜面。

 

 

乳輪の余剰皮膚(タルミ)は、乳頭縮小する際、可能な限り除去致します。

 

 

乳輪皮膚の膨隆(厚み、膨らみ)、肥大したモントゴメリー腺、色調は、改善せず、術前の状態がそのまま残ります。

 

 

「乳頭縮小術」は乳頭を縮小する治療であって、原則乳頭を縮小する以外の効果はないものとご了承ください。

 

 

術後。左胸部。

 

 

 

術後は、ご自宅で軟膏をしばらく塗って頂きます。

術前。左側面。
術後。左側面。

 

 

他院で治療を受けたけれど効果が実感できなかった方や、修正を希望される方もご相談ください。

術前。右乳頭。
術後。右乳頭。

 

 

乳頭及び乳頭基部周囲の乳輪皮膚を十分切除しています。

術後。左乳頭。

 

 

左乳頭の下側側面に存在していたイボ(軟性線維腫)も同時に切除しています。

術前。右乳頭。
術後。右乳頭。
術前。左乳頭。
術後。左乳頭。

 

 

【乳頭縮小術(女性)】乳頭の皮膚を切除し、乳頭の大きさを縮小する。起こりうる合併症(リスク)と時期:術後1から2週間は腫れ、内出血、血腫、二次感染。術後1から3か月は浮腫。術後3から6か月は傷の硬さ赤み、元々ある左右差や望ましくない状態の残存。

 

 

通常価格:【乳頭縮小術(女性)】¥374,000(両側/税込)(※2025.4月現在)

モニター価格:【乳頭縮小術(女性)】¥297,000(両側/税込)(※2025.4月現在)