三輪皮フ科形成外科

下眼瞼下制術(タレ目形成)(経結膜的/経皮的)

Contents

下眼瞼下制術(タレ目形成)(経結膜的/経皮的)

目尻側の下眼瞼を下向きに引き、目の見開きを外側斜め下側に広げる治療です。

下眼瞼下制術(タレ目形成)(経結膜的/経皮的)

眼窩脂肪隔膜を短縮することで、下眼瞼の瞼縁を下方に引き、目の見開きを外側下方へ広げます。

下眼瞼下制術(タレ目形成)(経結膜的/経皮的)の術前術後

裏まぶた(結膜)からアプローチする場合、皮膚側に傷は残りません。

下眼瞼下制術(タレ目形成)(経結膜的/経皮的)の術前術後

皮膚切開を伴う術式では、目尻側の下まつ毛の生え際を切開をします。
大きく効果を出したい方にお勧めです。

【下眼瞼下制術】
施術内容:経結膜的または経皮的に脂肪隔膜を短縮し、下眼瞼外側の瞼縁を引き下げることで、タレ目に近づけます。
価格:¥132,000〜¥297,000(税込)
起こりうる合併症(リスク):腫れ、内出血、感染症、浮腫、傷跡、糸の露出、縫合不全、下逆まつ毛、左右差の残存。

こんな人におすすめ

・タレ目にしたい。
・丸みを帯びた優しい印象の目にしたい。

ダウンタイム/リスク

施術内容経結膜的または経皮的に脂肪隔膜を短縮し、下眼瞼外側の瞼縁を引き下げることで、タレ目に近づけます。
施術時間60分
シャワー翌日より可能です。入浴は抜糸翌日(5~8日目)より可能です。
メイク・洗顔(経皮的)抜糸後翌日から可能です。(経結膜的)不要です。
抜糸(経皮的のみ)4~7日後。
ダウンタイム・合併症・リスク腫脹、内出血:1~2週間かけて消退します。
浮腫:徐々に消退し、3か月後に完全に消失します。浮腫がある間は下瞼縁が少し厚くなります。結膜に浮腫が及ぶ可能性があります。
傷跡:(経皮的)赤く細い傷跡が6か月かけて目立たなくなっていきます。
・多少の左右差が出る可能性があります。
その他:感染症、糸の露出、下逆まつ毛、縫合不全。

料金

※料金は全て税込表記となります。
料金片側両側
下眼瞼下制術(経結膜的)¥132,000(税込)¥242,000(税込)
下眼瞼下制術(経皮的)¥178,200(税込)¥297,000(税込)

FAQ

痛みに弱いのですが、どの程度の痛みなのか心配です。

手術中は麻酔が効いているので基本的には痛みを感じません。ただし、眼窩脂肪隔膜を固定する際、引っ張られるような感覚があります。麻酔時は、強めにつねる程度の痛みがあります。麻酔にかかる時間は、片側につき10秒程度です。点眼麻酔を併用します。ご希望があればブロック麻酔を併用します。(麻酔に費用はかかりません。)

手術時間は時間はどれぐらいですか?

手術時間は60分ぐらいです。

術後の腫れが心配です。

ほとんどの場合、腫れは軽度ですが、目の下を蚊に刺された程度の腫れが出ます。また眼球結膜(白目の部分)が腫れることで、一部温泉卵の白身のようにみえることもありますが、2週間程度で消失します。手術中に怖がっていきむと、腫れや内出血のリスクが上がります。手術中にできるだけリラックスして頂けるよう、時には時間をおいたり、話かけたりしますので、できるだけ手術を怖がらないでください。
目の下にテープを3日ほど貼っておくと、腫れや内出血をかなり軽減できます。

術後、もとに戻ってしまう可能性はありますか?

術後早期に少し戻るため、強めに下眼瞼を下側に引きます。

術後、帰宅後に自宅でしておいた方が良いことはありますか?

保冷剤があればハンカチにくるんでまぶたに当てておくと腫れが早く引きます。また、寝るときは枕を高めにして、(床からみて)心臓よりもまぶたが高くなるようにすると、翌日の腫れが少なくなります。目の下にテーピングを3日ほど貼っておくと、腫れや内出血をかなり軽減できます。ご心配なことがあれば、遠慮せず受診してください。

術後、洗顔やメイクはいつからできますか?

(経結膜式)手術翌日より可能です。
(切開式)抜糸翌日より可能です。

傷跡は目立ちませんか?

(経結膜的)皮膚に傷跡は残りません。
(経皮的)しばらく目尻側の下まつ毛の生え際に赤い細い傷が残りますが、6か月程度で白い細い線に移行します。最終的にはかなり分からなくなります。

術後いつから入浴が出来ますか?

翌日より首から下のみシャワー浴はして頂けますが、浴槽に浸かる・運動・飲酒は術後1週間は控えてください。まぶたが多少濡れても問題はありません。

結膜から手術を行うのと、皮膚側から手術を行うので、何が違うのですか?

術後、目の下の皮膚が瞼縁側に寄るため、逆まつ毛となることがあります。皮膚側(経皮的)から行う場合、皮膚を2ミリほど切除するので逆まつ毛になりません。また、術野が広い分、皮膚側切除の方が効果を出しやすいというメリットもあります。皮膚側に傷跡が残るということがデメリットですが、6か月で傷跡はほとんど分からなくなります。

症例写真

(目元)下眼瞼下制術(タレ目形成):