一般に目と目の間の距離は33～35㎜と言われています。目と目の距離が近いと、顔の真ん中に目が集まったような顔貌に見えるようになるため、32㎜以下の方にはお勧めしていません。また相対的に鼻が大きく見えるようになるデメリットもあります。ご自身で判断できないようでしたら、一度受診し、担当医にご相談ください。

基本的には問題ありませんが、かなり離れているからといって、過剰に大きな変化を出すと、今度は両側の黒目が外斜視のように、互いに外側を向いているように見えてしまうことがあります。やりすぎはよくない結果につながりますので、やはり担当医と十分話し合って手術を受けるかどうか決めるようにしてください。

手術中は麻酔が効いているので痛みを感じません。必要な部位に必要な麻酔量を的確に注射します。麻酔の痛みですが、強めにつねる程度の痛みがあります。麻酔にかかる時間は、片側につき10秒程度です。点眼麻酔を併用します。

手術時間は30分ぐらいです。

殴られたほどの腫れはありませんが、まぶたを蜂に刺されたくらいの腫れが出ます。手術中に怖がっていきむと、腫れや内出血のリスクが上がります。手術中にできるだけリラックスして頂けるよう、時には時間をおいたり、話かけたりしますので、できるだけ手術を怖がらないでください。
腫れは1週間程度でほとんど消退します。
眼球結膜（白目）にむくみが出ることがありますが、1か月ほどで目立たなくなります。

理想の目の形の参考になる写真をスマホなどでご提示頂ければ、必要な術式の提案は可能です。納得いくまでカウンセリングでご希望をお伝えください。

多少戻るので、わざと少しだけ大きめに皮膚を移動させます。

保冷剤があればハンカチにくるんでまぶたに当てておくと腫れが早く引きます。また、寝るときは枕を高めにして、（床からみて）心臓よりもまぶたが高くなるようにすると、翌日の腫れが少なくなります。ご心配なことがあれば、遠慮せず受診してください。

抜糸翌日（術後8日目）から可能です。

術後しばらくは切開部分が赤い小さな傷となりますが、3か月程度でかなり目立たなくなります。最終的には平坦で柔らかい小さな白い傷となりますが、ほとんど分かりません。

翌日より首から下のみシャワー浴はして頂けますが、浴槽に浸かる・運動・飲酒は術後1週間は控えてください。まぶたが多少濡れても問題はありません。

むしろ二重の治療を同時に行うことが多いです。埋没法、切開式、いずれも同時施術可能です。