三輪皮フ科形成外科

経結膜脱脂法 モニター(その1)※閲覧注意

目の下のタルミを、より目立たせているのが目袋です。

加齢と共に(人によっては若年の頃より)目の下がポコっと膨らんできます

程度は人によりけりですが、タルミ同様、老けて見える大きな要素の一つです。

その正体は眼窩脂肪という、眼球の周りにある座布団のような脂肪の塊です。

老化によって、奥にあった眼窩脂肪が表面に出てくるのです。

経結膜脱脂法は、この眼窩脂肪を結膜側より摘出する治療です。

経結膜脱脂法(目の下のふくらみ取り)の術前
↑術前。
経結膜脱脂法の術後
↑術直後。

結膜とは、裏まぶたのことです。

アカンベーをした時の眼球側の赤い粘膜のことです。

この結膜に数mm切開をして、眼窩脂肪を抜き取ります。

経結膜脱脂法のメリットは、

・皮膚(表)に傷跡が残らない。

・腫れ、内出血が少ない。

デメリットは、

・タルミを取ることはできない。・・・です。

皮膚側にメスを入れないので、皮膚に傷が残らないのは当たり前、

タルミを取ることができないのも当たり前、ということなのです。

ちなみに、厳密には結膜側の傷は残りますが、見えない場所ですし、傷だと分からないくらいにきれいに治ります

しつこいようですが、経結膜脱脂法では、目の下のふくらみは取れてもタルミは取り除けません。

経結膜脱脂法は、あくまでも目の下のふくらみを解消する治療であってタルミの治療ではないのです。

脱脂後、タルミがどうしても気になるようであれば、目の下のタルミ取りやPRPなどの追加治療が必要となりす。

(以下、 閲覧注意。)

経結膜脱脂法の術前
↑術前。
経結膜脱脂法の術後
↑術直後。
↑摘出した眼窩脂肪。意図的に左を多めに摘出しています。