三輪皮フ科形成外科

タトゥー(刺青)除去 モニター(その4)

タトゥー(刺青)除去の術前
↑術前。
タトゥー(刺青)除去の術後
↑術後2ヶ月目です。

タトゥー切除。

左前腕のタトゥー、星3つです。

比較的皮膚に余裕のある部位なので、1回で切除しました。

アザや皮膚腫瘍を切除する際に行うW形成術の応用で、

入れ墨の入ってない健常な皮膚をできるだけ残し、傷をギザギザに縫合しました。

傷をギザに仕上げることにより、

1.まっすぐの傷よりも、傷の長さを短くすることができる。

2.傷にかかる緊張を減らすことができるので、(術後数年経っても)傷の幅が広くなりにくい

3.完全切除するまでの、手術回数を減らすことができる。

・・・等のメリットがあります。

刺青切除後に限った話ではありませんが、皮膚を切除し縫合した後は、

縫合部位に緊張がかかり、少しずつ傷の幅が広くなるという傾向があります。

これをできるだけ予防するために、予め傷を盛り上げて縫合します。

抜糸後、傷がひっぱられて幅がひろくなることを逆算し、ひっぱられてちょうど平坦になるように、盛り上げて縫います。

(術直後に傷が平坦だと、その後ひっぱられて傷の幅が広くなる可能性が高いのです。)

タトゥー(刺青)除去の術前
↑術前。
タトゥー(刺青)除去の術後
↑術後2ヶ月目。

また、傷の赤みは6ヶ月くらいは残ります。

徐々に赤みが目立たなくなり、白っぽい傷に置き換わっていきます。