R8. 1月5日(月)より 月曜午後診の診療が 16:00〜18:00 に変わりました。 土曜日の一般診療を開始いたします。 診療時間は10:00〜11:30までとなります。
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今回除去した刺青は、見ての通り、輪郭が不整形で、全体的にギザギザしています。
形成外科でしばしば使用するW形成のデザインを応用して、うまいこと色素の入っていない皮膚を残すようにギザギザに作図し、刺青を除去すると、まっすぐな一本線ではないギザギザ一本線の傷跡になります。
傷跡を意図的にギザギザにしています。
…それは何故か?
皮膚外科的には、皮膚の持つ本来のシワのライン(皮膚割線といいます)に平行になるように傷跡が残せれば、最も傷跡は目立たなくなります。
しかし、刺青が都合よく、その長軸(最も長い部分)が皮膚割線と平行になるように入っているケースなどそうそうありません。
(大きめのホクロやアザは、長軸が皮膚割線に平行になるように発生することが多いです。)
この点が、人工的に入れた刺青と、自然発生するアザやホクロの切除とは異なる点の一つで、
刺青の長軸が皮膚割線に平行でないどころか、直交していると、傷跡は目立つ結果になります。
今回も刺青の長軸は、皮膚割線に直交しています。
このような場合、皮膚割線に直交する長い一本線にするよりは、完全に直交していないギザギザの一本傷にした方が、傷跡が目立たない結果になります。
また、(体全体から、範囲としてみた場合)傷の長さが短くなる、という利点もあります。
(仮にギザギザを引っ張って一本線にすることができるとしたら長い縫い目ですが、実際には、ギザギザにすることで傷の占拠範囲が圧縮されて見かけ上の傷の長さは短くなる、いうことです。)