20代、女性。
肥大の程度は重度です。
当院で新たに考案したデザインで乳頭縮小術を施行致しました。
この新術式の特徴は、「乳頭の皮膚を多めに切除し、乳輪の皮膚を敢えて一部乳頭に移動させる」ことです。
たるんだ乳輪の皮膚を一部乳頭に持ってくることで、乳輪と乳頭の境目を自然な感じに仕上げます。
利点は、
1.乳頭基部と乳輪の間の角度が自然。
2.大きな乳頭もかなり縮小できる。
・・・です。
ただ縮小することだけではなく、美しい乳頭を作るために考え出した術式です。
もちろん乳管は温存します。
【乳頭縮小術】乳頭の皮膚を切除し、乳頭の大きさを縮小する。 起こりうる合併症(リスク)と時期:術後1から2週間は腫れ、内出血、血腫、二次感染。術後1から3か月は浮腫。術後3から6か月は傷の硬さ赤み、元々ある左右差や望ましくない状態の残存。