傷跡修正。
30代、女性。
下腹部の帝王切開後の傷跡です。
痛みや痒みを伴うことも多いからでしょうか、帝王切開後の傷跡を気にされる方が意外とおられます。
厳密なことを言うと修正しても、傷が消えることはありません。
目立つ傷跡を取り除いて、より目立たない傷跡に置き換える治療だと思ってください。
術後の創部は6か月ほど赤く、時間の経過と共に白く柔らかい傷になっていきます。
【傷跡修正術】傷跡を切除し縫合する。起こりうる合併症(リスク)と時期:術後1から2週間は腫れ、内出血、血腫、二次感染。術後1から3か月は浮腫。術後6か月は傷は硬く赤い。元々ある望ましくない状態は残存する。傷跡が完全に消えることはない。