30代、女性の右下腿の刺青除去症例です。
下腿は伸展性に乏しい部位であるため、
刺青をすべて切除して縫い寄せることができないことがよくあります。
その場合、
1回目の切除で可能な限り切り取って縫い縮め、
2回目の切除で残った刺青を全て取り除いて皮膚移植をする。
…という形で治療をします。
(右足背の英字テキストにタトゥーは、1回で切除縫縮しています。写真ではテーピングされています。)
術前、右下腿外側に植物モチーフのタトゥーが入っていますが、下腿全周の1/2弱を占めています。
1回目切除で、できるだけタトゥーの面積を減らし、
2回目切除で、タトゥーを完全除去し、遊離植皮で再建しています。
尚、ドナーは腹部となります。
採皮後、腹部には20cmほどの線状の傷跡が残りますが、6か月ほどで白い目立たない傷になっていきます。
植皮をせずに無理やり縫い寄せると、引き攣れて足首から先が異常にむくんだり、足首が曲がらなくなったり、痛みが残ったりといった、言わば後遺症が残る可能性があります。
(今回の場合は、そもそも縫い寄せられないと思われます。)
植皮以外にも、刺青部分の表面を削る、削皮術での対応でも可能です。
削皮後は、数週間、ご自宅で軟膏テープ処置を行って頂くことで上皮化を図ることになります。
また削皮後、タトゥーがあった部位に赤い硬いケロイド状の傷跡が残る可能性があります。
【刺青(タトゥー)除去(削皮法)】 施術内容:刺青を削皮し取り除き、開放創にします。
【植皮オプション】 施術内容:刺青のない身体の他部位からの遊離植皮により、刺青削皮部を再建します。
起こりうる合併症(リスク):腫れ、血腫、感染症、浮腫、植皮片の壊死及び生着不良、傷跡、傷の硬さ、刺青が薄く残る可能性。
価格:¥154,000〜¥635,800(税込)
モニター価格:¥123,200~508,640(税込)