三輪皮フ科形成外科

乳頭縮小(女性)モニター(その47)

術前。正面。
術後。正面。

 

 

50代、女性。

 

 

乳頭肥大の程度は重度です。

また乳頭基部のタルミが非常に多く、乳頭が下垂しています。

術前。右斜面。
術後。右斜面。

 

 

 

術前の乳頭のサイズは以下の通りです。

右乳頭:長径21×短径13×高さ18(mm)

左乳頭:長径23×短径12×高さ19(mm)

 

 

※高さは、ベッドに寝た状態で、乳頭を引っ張らずにモノサシを添えて測定した値です。乳頭を引っ張って伸ばした時の高さではありません。

 

 

左右とも径10㎜程度、高さ5㎜程度に縮小しています。

術前。右胸部。
術後。右胸部。

 

 

このようなケースでは、乳頭を縮小することもさることながら、乳輪のタルミをできるだけ減らすことが重要です。

 

術前。右側面。
術後。右側面。

 

 

ほとんどの場合、乳輪皮膚が引き伸ばされてタルミが増悪する反面、乳頭基部の皮膚は薄く伸ばされてペラペラになっています。

 

「乳輪のタルミ(皮膚)を切除するけれど、皮下組織は残す」ようにしています。

 

術前。左斜面。
術後。左斜面。

 

 

取れるものは取れるだけ取ってしまうのではなく、使えるものは残して再利用します。

 

 

 

乳輪のタルミを減らし、でもタルミ部の皮下組織を再利用(upcycle)することで、乳輪のボリューム感は少し増やし、バストトップ全体が若く見えるようにしています。

 

 

術前。左胸部。
術後。左胸部。

 

 

ただし、魔法ではないのでタルミが強ければ傷跡が長くなります。

 

タルミが多い方は、傷の長さについては不利になります。

術前。左側面。
術後。左側面。

 

 

傷跡が残ったとしても、

1.乳頭が小さくなり、

2.タルミが減り、

3.乳輪が少しふっくらする

のでメリットは多い治療だと思います。

術前。右乳頭。
術後。右乳頭。

 

 

元が大きいだけに、再利用できる皮下組織も多いです。

 

乳頭基部のペラペラ感は、術後ほとんどなくなりました。

術前。右乳頭。
術後。右乳頭。

 

 

効果は無限ではありません。

取れるタルミの量にも限度があることはご了承ください。

術前。左乳頭。
術後。左乳頭。

 

 

左側はタルミが強いので、術後もタルミ感が残っています。

 

 

 

術前。左乳頭。
術後。左乳頭。

 

 

 

【乳頭縮小術(女性)】乳頭の皮膚を切除し、乳頭の大きさを縮小する。起こりうる合併症(リスク)と時期:術後1から2週間は腫れ、内出血、血腫、二次感染。術後1から3か月は浮腫。術後3から6か月は傷の硬さ赤み、元々ある左右差や望ましくない状態の残存。

 

 

通常価格:【乳頭縮小術(女性)】¥374,000(両側/税込)(※2025.8月現在)

モニター価格:【乳頭縮小術(女性)】¥297,000(両側/税込)(※2025.8月現在)