三輪皮フ科形成外科

二重まぶた(全切開/部分切開)

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二重まぶた(全切開/部分切開)

皮膚切開を伴う二重まぶた治療です。

部分切開法と全切開法

まぶたに5ミリほどの切開を2か所行い二重の引き込みを作る「部分切開法」と、予定の二重ライン上に3センチほど切開する「全切開法」の2種類があります。

二重まぶた(全切開/部分切開)の術前術後

 埋没法に比べ繋ぎ止める力が高いため、戻りが少ないことが特徴です。 過去に埋没法を試したけれど、二重のラインが消失してしまった人にお勧めです。

全切開+挙筋前転 症例

全切開+挙筋前転 症例。
同時に、瞼の脂肪を抜くことで腫れぼったさを解消したり、眼瞼挙筋を前転することで黒目を大きく見せることもできます。

【全切開式重瞼術】
施術内容:メスにて上眼瞼を切開し、上眼瞼の真皮と瞼板または眼瞼挙筋を結合することで、開瞼時の二重瞼を作成します。
価格:¥132,000~¥220,000(税込)

【眼瞼挙筋前転オプション】
施術内容:眼瞼挙筋を前転し瞼板の適切な位置に固定することで、見開きを改善させます。
価格:¥52,800~¥88,000(税込)
起こりうる合併症(リスク):腫れ、内出血、感染症、浮腫、傷跡、糸の露出、左右差の残存、将来的な重瞼線の消失の可能性。

部分切開+脱脂 症例

部分切開+脱脂 症例。

【部分切開式重瞼術】
施術内容:メスにて上眼瞼を小切開し、上眼瞼の真皮と瞼板または眼瞼挙筋を結合することで、開瞼時の二重瞼を作成します。
価格:¥112,200~¥187,000(税込)

【上眼瞼脱脂オプション】
施術内容:経皮的に上眼瞼の眼窩脂肪を適量摘出します。
価格:¥39,600~¥66,000(税込)
起こりうる合併症(リスク):腫れ、内出血、感染症、浮腫、傷跡、糸の露出、左右差の残存、将来的な重瞼線の消失の可能性。

こんな人におすすめ

・埋没法で二重にしたが戻ってしまった。
・二重にするのと同時に黒目を大きく見せたい→全切開式+挙筋前転がお勧めです。
・まぶたの「タルミはほとんどない」が、腫れぼったい。→部分切開式がお勧めです。
・まぶたの「タルミが少しあり」、腫れぼったい。→全切開式がお勧めです。

こんな人は不向きかも

・まぶたの「タルミがたくさんあり」、腫れぼったい。→タルミ取り併用全切開二重まぶたの治療(別項)がお勧めです。
・目の開きが悪い方。(眼瞼下垂がある方)→眼瞼下垂が悪化(増悪)する可能性があります。眼瞼下垂手術をご検討ください。

こんな人には同時に対応します。

・腫れぼったいまぶた。
→脱脂をしてすっきりしたまぶたにすることができます。(部分切開/全切開)
・黒目を大きく見せたい。
→ 眼瞼挙筋前転を併用し、見開きを大きくすることができます。(全切開のみ)
・目の横幅も広げたい。
→ 目頭切開や目尻切開など瞼裂の横径を広げる治療を一緒に受けていただけます。

◎他院修正例。挙筋前転(デカ目)併用。

【全切開式重瞼術】
施術内容:メスにて上眼瞼を切開し、上眼瞼の真皮と瞼板または眼瞼挙筋を結合することで、開瞼時の二重瞼を作成します。
価格:¥132,000~¥220,000(税込)

【眼瞼挙筋前転オプション】
施術内容:眼瞼挙筋を前転し瞼板の適切な位置に固定することで、見開きを改善させます。
価格:¥52,800~¥88,000(税込)
起こりうる合併症(リスク):腫れ、内出血、感染症、浮腫、傷跡、糸の露出、左右差の残存、将来的な重瞼線の消失の可能性。

ダウンタイム/リスク

施術内容メスにて上眼瞼を小切開し、上眼瞼の真皮と瞼板または眼瞼挙筋を結合することで、開瞼時の二重瞼を作成します。
施術時間40分~70分(真皮縫合あり。全切開式は、表皮縫合片目につき15針程度。)
シャワー翌日より可能です。入浴は抜糸翌日(5~8日目)より可能です。
メイク・洗顔抜糸後翌日から可能です。
抜糸4~7日後。
ダウンタイム・合併症・リスク腫脹、内出血:1~2週間かけて消退します。
浮腫:徐々に消退し、3か月後に消失します。浮腫がある間は二重幅が広く見えます。
傷跡:赤く細い傷跡が6か月かけて目立たなくなっていきます。
・二重幅に左右差が出る可能性があります。
・まれに二重ラインが消失することがあります。
その他:感染症、糸の露出、縫合不全。

料金

※料金は全て税込表記となります。
料金片側両側
部分切開¥112,200(税込)¥187,000(税込)
+脱脂+39,600(税込)+¥66,000(税込)
全切開¥132,000(税込)¥220,000(税込)
+脱脂+39,600(税込)+¥66,000(税込)
+挙筋前転(デカ目)+52,800(税込)+88,000(税込)
+皮膚切除(タルミ切除)+39,600(税込)+¥66,000(税込)

FAQ

痛みに弱いのですが、どの程度の痛みなのか心配です。

手術中は麻酔が効いているので痛みを感じません。必要な部位に必要な麻酔量を的確に注射します。麻酔の痛みですが、強めにつねる程度の痛みがあります。麻酔にかかる時間は、片側につき10秒程度です。点眼麻酔を併用します。

術後の腫れが心配です。

切開法のみであればそれほどは腫れませんが、同時に挙筋短縮やタルミ取りを併用すると普通に腫れます。殴られたほどの腫れはありませんが、まぶたを蜂に刺されたくらいの腫れが出ます。手術中に怖がっていきむと、腫れや内出血のリスクが上がります。手術中にできるだけリラックスして頂けるよう、時には時間をおいたり、話かけたりしますので、できるだけ手術を怖がらないでください。
腫れは1週間程度で消退しますが、代わってむくみがしばらく続きます。
むくみがある間は二重の幅が少し広く見えます。
術後3か月目以降は安定します。

希望の目の形になりますか?

二重の幅を作る(広げる)ことと、二重の形は別の問題になります。理想の目の形の参考になる写真をスマホなどでご提示頂ければ、必要な術式の提案は可能です。納得いくまでカウンセリングでご希望をお伝えください。

手術時間はどれぐらいですか?

切開法だけであれば、手術時間は40分程度です。タルミ取り、挙筋前転など併せて行った場合は70分ほどかかります。

術後、帰宅後に自宅でしておいた方が良いことはありますか?

保冷剤があればハンカチにくるんでまぶたに当てておくと腫れが早く引きます。また、寝るときは枕を高めにして、(床からみて)心臓よりもまぶたが高くなるようにすると、翌日の腫れが少なくなります。ご心配なことがあれば、遠慮せず受診してください。入浴は翌日より首から下のみシャワー浴可、運動・飲酒は抜糸まで控えた方がよいでしょう。まぶたが多少濡れても問題はありません。

術後、洗顔やメイクはいつからできますか?

抜糸翌日(術後5日目)から可能です。

目を閉じたとき、傷跡は目立ちませんか?

術後しばらくは、切開部分が少し凹み、それ以外の部位がむくみます。3か月程度で目立たなくなり、最終的には平坦で柔らかい細い白い線状の傷となります。傷跡は二重のラインと一致しますので目立つことはありません。

術後いつから入浴が出来ますか?

翌日より首から下のみシャワー浴はして頂けますが、浴槽に浸かる・運動・飲酒は術後1週間は控えてください。まぶたが多少濡れても問題はありません。

どんなまぶたでも、切開法の治療を受けることはできますか?

どんなまぶたでも切開法の治療を受けて頂くことは可能です。ただし、眼瞼下垂がある場合は眼瞼下垂手術を受けられることをお勧めします。またタルミが強い方は幅広の二重が作りにくいので、タルミ取り併用切開式二重をお勧めしています。腫れぼったいまぶたの方については、むしろ脱脂を併用した切開法の良い適応となります。

どのような傷跡が残りますか?

厳密には傷跡は残りますが、最終的には平坦で柔らかい細い白い線状の傷となります。傷跡は二重のラインと一致しますので目立つことはありません。美容外科医ではない一般の方が見ても、傷だと認識できない程度の傷跡になることがほとんどです。

症例写真

(目元)二重まぶた(全切開/部分切開)、タルミ取り併用全切開: