皮フ科Clinical Dermatology

内服や外用で治療するもの、処置で治療するもの、いずれにも対応しています。
治療だけではなく、予防が非常に重要である疾患も多々あります。
治療のためだけでなく、再発や増悪の予防のために必要な
スキンケア剤などの処方も致します。

乳児湿疹

乳児は皮膚が弱く、乾燥、食物の汚れ、皮脂や汗の刺激で湿疹が出来やすく、 原因が食事・母乳等のことも時々あります。
→正しいスキンケアが大事です。ワセリン等の保湿剤・亜鉛化軟膏・弱いステロイド軟膏外用で治療します。

アトピー性皮膚炎

乳幼児は食事が原因のこともありますが、小児期以降はハウスダスト・ダニ・ストレス・乾燥・搔破などの原因が加わり複雑になってきます。
→保湿剤等のスキンケア、抗アレルギー剤の内服、ステロイド軟膏・プロトピック軟膏・亜鉛化軟膏外用で治療していきます。 (漢方治療もあります)
★症状を抑えた後、良い状態を維持するために普段の生活の中でいろいろ気をつけて頂くことがあります。

手湿疹・手荒れ

なるべく水仕事・手仕事を避ける事が大事です。角質が硬くなると割れるので、尿素軟膏・サリチル酸ワセリン・亜鉛化軟膏・ステロイドテープなどを外用します。
★手を酷使する仕事・家事をされる方は長引くので特に普段からのケアが重要です。

蕁麻疹じんましん

原因がはっきりしている場合はそれを避けます。原因が特定できない慢性蕁麻疹は、抗アレルギー剤を内服し、飲酒・辛い食べ物・熱いお風呂・ストレスを避けて頂きます。

あせも

なるべく涼しい環境で過ごし、汗で湿った衣服はこまめに交換してください。外用剤で治療します。

尋常性乾癬

未だに原因がよくわかっていない疾患です。 ステロイド軟膏やビタミンD製剤や保湿剤の外用で治療します。ひどい場合は、紫外線療法、エトレチナート、免疫抑制剤、生物学的製剤での治療もあります。
★見た目は派手ですが、恐ろしい病気ではありません。

ニキビ尋常性ざ瘡

ニキビ菌(P.acnes)が原因の感染症です。 毛穴のつまりが一番の原因ですが、ストレス・食事・ホルモンバランス・睡眠・便秘などの悪化因子があります。 洗顔はもちろんですが、毛穴がつまらないように油性の化粧を避け、髪の毛をなるべく上げて触らないようにしましょう。軽症の人は抗生物質外用、アダパレン外用、イオウカンフルローション外用、ビタミンB2・B6・漢方薬の内服で治療します。炎症がひどい場合は抗生物質の内服をします。さらに重症の場合には切開排膿やステロイドを少量注射することもあります。
★ニキビ跡(ice pick scar)が残るので早めに治療しましょう。

水虫 白癬

カビ(白癬菌)による感染症です。白いカサカサやモロモロした部分を顕微鏡で見てカビ(白癬菌)を確認した上で治療をします。抗真菌剤の外用が基本です。爪水虫は外用剤が浸透しない為抗真菌剤の内服治療を行います。
★家族にうつさないためにも早く治療しましょう。

とびひ伝染性膿か疹

皮膚表面の細菌の増殖なので、抗生物質を内服し、浸出液により病巣部が広がらないように抗生物質を塗ったガーゼで覆います。 シャワー等でよく患部を洗い、細菌を洗い流すことも大事です。
★放っておくと、どんどん広がります。

水イボ伝染性軟属腫

ウイルスが原因の感染症です。ピンセットで取り除きます。処置には多少なりとも痛みを伴います。お子様の為にも、痛がる場合は麻酔テープを貼ってから行います。
★放っておいてもいずれは自然に消えますが、気になるなら受診しましょう。

イボ尋常性疣贅

ウイルスが原因のイボです。(いわゆる老人性のイボは別の疾患です。) 液体窒素による冷凍療法、漢方薬の内服、スピール膏などで治療します。治りにくいものには電気凝固等と合わせて治療します。
★放っておくと数が増えます。早めに治療しましょう。

円形脱毛症

軽症のものはステロイド剤やフロジン液の外用やセファランチンの内服で治療します。 多発するものや、繰り返し脱毛を起こす例には紫外線療法や局所免疫療法で治療します。病気の勢い次第でステロイドの内服も必要な場合があります。症状により対処が変わります。
★自費治療もあります

肝斑くすみ

化粧・洗顔でこするなどの刺激を避け、トラネキサム酸・ビタミンC・Eを内服し、日光を避けます。

皮膚がん

再発がないように切除し、必要があれば皮弁や植皮にて同時再建します。転移の危険性があるものは大学病院を紹介させて頂きます。